音楽ファンにとって、アーティストのライブやコンサートを
生で楽しむことは最高の喜びのひとつです。
ライブチケットを手に入れるだけでも、心が躍りますね。
しかし、初めてのライブやいつもと違う会場などの場合、
持ち物について迷ってしまうことがあります。
公式サイトには持ち込み禁止品についての情報があっても、
持ち込むべきアイテムについては教えてくれないですものね!
そこでこの記事は、ライブやコンサートで持っていくべきアイテムを
シーン別にご紹介します。
【持ち物リスト】
必須アイテム共通編 |
チケット・入場券
身分証明書や会員証(入場に必要な場合) 現金、電子マネー、クレジットカード スマートフォン モバイルバッテリー 常備薬 耳栓 ポーチ ゴミ袋 |
オールスタンディング編 |
着替え 汗拭き用品 ヘアゴム メイク道具 チャック付きビニール袋 |
フェス編 |
雨対策(レインコート) UV対策アイテム(日焼け止め) 虫よけアイテム(虫よけスプレー) 熱中症対策アイテム(経口補水液や塩分サプリメント) |
夏にあると便利なもの |
UVカットクリーム 虫除けスプレー シート状汗拭き 制汗剤 携帯用ファン(短時間利用) 日よけ傘 サングラス 帽子 |
冬にあると便利なもの |
カイロ
防寒着、手袋、マフラー、帽子 |
遠征ライブ【泊まり持ち物リスト】 |
交通機関の切符(飛行機や新幹線の切符) 洋服・下着・パジャマ シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ 洗顔料 スキンケア用品・化粧品 歯ブラシ・歯磨き粉 充電器 常備薬(持病の薬や、酔い止め、頭痛薬など) 体温計(体調をチェックしてライブ参戦しましょう) |
必須アイテム共通編
ここでは、ライブの形式にかかわらず、持参しておきたい「必需品」を紹介します。
チケット・入場券
ライブ会場へ入場するためには、もちろんチケットが必要です。
これは基本中の基本であり、絶対に忘れてはならないアイテムですね。
当日券が購入できる場合もありますが、
ソールドアウトの場合はチケットが無いとどうにもなりません!
特に、一緒に行く友達のチケットも忘れた場合は大変!
人間関係に大きな亀裂を生む可能性があるので、出発前に入念に確認してください。
また、最近では紙チケットよりも電子チケットが増えています。
電子チケットと安心してスマホ片手に会場入りしても、
会場に到着してから「あっ!紙チケットだった」と気づく場合もあるので、
事前に確認することが必要です。
身分証明書や会員証(入場に必要な場合)
チケットには、以下のような
- 身分証明書
- ファンクラブ会員証
が必要な場合もあります。
入場時に必要なものを見逃さないように、事前にチェックしてください。
必要性が不明確な場合は、
- 身分証明書(運転免許証、マイナカードなど)
- (ファンクラブチケットの場合)ファンクラブ会員証
を持っていると安心ですよ。
現金、電子マネー、クレジットカード
チケットと同様に、重要なアイテムとして「お金」が挙げられます。
ライブハウスの公演では、入場時にドリンク代を支払うことが一般的ですので、
少なくともその分は持参しておく必要があります。
最近は電子マネーでの支払いが可能な会場も増えていますが、
会場がそのサービスを提供しているかどうか不明な場合は、現金での準備が確実です。
クレジットカードに関しては、現金や電子マネーよりも優先度は低いですが、
グッズ購入時に使用できる場合もあるので、持参しておくことをお勧めします。
スマートフォン
今や現代社会で欠かせないものとなったスマートフォンは、
持参すべきアイテムの一つです。
特に電子チケットが利用される場合、スマートフォンがチケットとして使用されるため、事前にログインIDやパスワードを確認しておくことがおすすめです。
また、一人でライブに参加する際などには、
開演までの時間を有効活用するためにも役立ちます。
重要アイテムです!!
モバイルバッテリー
スマートフォンのバッテリーが切れるリスクに備えて、
モバイルバッテリーを準備することもおすすめです。
電子チケットの場合はもちろん、
会場までの移動や公演情報の確認にスマートフォンのバッテリーが必要ですので、
安心感が得られます。
特に冬季は、長時間屋外にいるとバッテリーの消耗が早まることがあるので、
モバイルバッテリーを持参しておくことが良いでしょう。
常備薬
常備薬がある方は、ライブにも忘れずに持って行きましょう。
特に発作などの症状が出た場合に必要な常備薬は、
ロッカーなどに預けずにポケットに携帯し、
必要な時にすぐに取り出せるようにしておくことが重要です。
常備薬の有無にかかわらず、ライブ会場で体調不良を感じた場合は、
直ちにスタッフに連絡してください。
耳栓
ライブの後に鳴る耳鳴りは、音楽ファンにとっての証しであるかもしれませんが、
これからも音楽を楽しんでいくためには、自分の耳を守ることが重要です。
音楽用の耳栓が市販されていますので、準備しておくことをおすすめします。
ライブハウスでスピーカーの近くにいる場合や、
音量が大きすぎると感じた場合に装着すれば、耳のダメージを軽減できます。
また、音楽用の耳栓には不快な音域をカットする機能もあるので、
会場内の音が悪い場合などに使用すると、良い音になることもあります。
ポーチ
コンサート中は、貴重品は身につけておくのが安心です。
コンサートを楽しんでいる間に盗難に遭うという悲しい事件も起こります。
サコッシュやスマホポーチなどの小型のポーチを用意し、貴重品を身につけましょう。
ゴミ袋
ライブの形式に関わらず、1枚持っていると便利なのがゴミ袋です。
ごみを捨てる以外にも、さまざまな場面で役立ちます。
野外フェスなどで急に雨に降られた場合、自分の体は雨具で守ることができますが、
荷物はそうはいきません。
しかし、ゴミ袋があれば、大切な荷物を濡らさずに持ち歩くことができます。
座席指定のライブでは、椅子の下に荷物を置くことがありますが、
床は必ずしも清潔ではありませんし、近くの人が飲み物をこぼすこともあります。
そのような場合でも、ゴミ袋に荷物を入れておけば清潔を保てますし、
椅子の脚に結び付けておけば取り違えや盗難防止にもなります。
全席立ち見のライブで汗だくになったときは、
汗でびしょびしょになったTシャツやタオルなどをゴミ袋に入れて、
他の荷物と区別して持ち帰ることもできます。
あると便利ですよ。
座席指定編
ここは座席が指定されたライブにおける持ち物について詳しく説明します。
双眼鏡
推しの姿を間近で見たいけれど、座席がステージから離れていて…
という経験は誰にでもあるでしょう。
大規模な会場では、ステージの映像がスクリーンに映し出されることがありますが、
すべてを見ることは難しいです。
そのような場合に役立つのが双眼鏡です。
高倍率の双眼鏡を使えば、
お気に入りのアーティストをまるで目の前にいるかのように楽しむことができます。
調整に時間がかかる場合があるので、自分の座席からステージをのぞき込み、
おおよその距離を調整しておきましょう。
ペンライト
アイドルのライブで必須アイテムとなったのがライトペンです。
曲に合わせてグループの色やお気に入りのメンバーの色で光るライトペンを振るのは楽しいです。
ツアーごとに異なるライトペンを販売するアーティストもいますので、
ツアーグッズのラインナップを事前に確認することをお勧めします。
ペンライト用の電池
ペンライトがあっても、電池が切れて光らないのは残念ですよね・・・。
自分のペンライトに合ったサイズの乾電池とマイナスドライバーも忘れずに持参しましょう!
うちわ
アイドルのライブにおいて、推しを応援するためのうちわは、
ペンライトと並んで必需品です。
多くのファンが、オリジナルのうちわを作って推しにファンサービスをもらうために工夫しています。
ただし、後ろの客席に迷惑がかからないよう、うちわを高く掲げるのは避け、
胸の位置などに留めるルールを守って楽しみましょう。
タオル
ライブで曲に合わせてタオルを振る演出がある場合には、タオルが欲しくなります。
マフラータオルなどのグッズは、コンサートの盛り上がりをさらに高めるのに役立ちます。
また、夏場には汗を拭くのにも使えますし、冬場にはマフラー代わりにもなります。
クリーム容器
一見ライブとは無関係に思えるアイテムですが、
ライブの演出で使われる銀テープをきれいに持ち帰るのに便利なのが、
保湿クリームなどを入れるための丸型の容器です。
この容器は、銀テープを整理するだけでなく、紙吹雪なども収納できるため、
ライブの思い出を形に残したい人にとっては必須アイテムです。
オールスタンディング編
オールスタンディング形式のライブは座席指定と比べて自由度が高く、
激しいモッシュなども起こりやすいです。
このセクションでは、オールスタンディング形式のライブに持参したいアイテムを紹介します。
ポイント |
オールスタンディング形式のライブでは、
手荷物は会場内のロッカーなどに預けることをおすすめします。 |
着替え
スタンディング形式の激しいライブでは、最後の曲が終わる頃には汗まみれになります。夏場は特にシャツがびしょぬれになることも。
帰宅する際にはそのままでは困るので、
少なくとも予備のシャツを持っていくことが必要です。
忘れてしまった場合は、物販で購入することもできますよ。
汗拭き用品
清潔な衣服に着替える前には汗を拭きたいものです。
着替えの際に汗が付かないよう、タオルや汗拭きシートを持参すると良いですよ。
汗拭きシートは一緒にライブに行った友達にも配ることができるので、
ライブを観に行くときは一つ持っておくと便利なアイテムです。
ヘアゴム
ヘッドバンギングはライブの楽しみの一つですが、
髪の長い人は周囲の人に迷惑をかけないように気をつける必要があります。
また、他のお客さんのアクセサリーなどに髪の毛が引っかかってしまうこともあるので、
開演前に髪をまとめるためにヘアゴムを持参すると安心です。
メイク道具
ライブ中に汗をかくとメイクが崩れてしまいます。
ライブ終了後にサッと直せるように、
最低限のメイク道具を持っていくことがおすすめです。
チャック付きビニール袋
ジップロックなどのチャック付きビニール袋は意外と便利です。
スマートフォンやお金、ロッカーの鍵などをまとめて収納できるため、
ポケットからの小物の落下を防ぐことができます。
また、野外ライブでの急な雨でもポケットの中の物を守るのに役立ちます。
フェス編
日本のライブ文化において確立された音楽フェスティバル。
屋内での開催もありますが、
“夏フェス”として知られる野外開催が一般的です。
ここでは、野外フェスに必要なアイテムを紹介します。
先に述べた「座席指定編」「オールスタンディング編」のアイテムと組み合わせて、
快適なフェス体験をお楽しみください。
雨対策
野外で行われる音楽フェスは、通常雨天決行です。
極端な悪天候でなければ、中止や延期はありません。
多くのフェスでは傘の持ち込みが禁止されていますので、
レインコートを持参しましょう。
夏のフェスでも雨風にさらされると体温が奪われることがありますので、
丈の長い厚手のレインコートや上下セットがおすすめです。
UV対策アイテム
夏の野外イベントに参加する際、欠かせないのが日焼け止めなどのUV対策アイテムです。
長時間の太陽の光にさらされると、肌に大きなダメージを与える可能性があります。
肌を露出する部分に十分な量のUV対策アイテムを準備し、
休憩時などに再塗布することをおすすめします。
虫よけアイテム
自然の中で行われる野外イベントでは、
虫よけスプレーなどの虫よけアイテムが必需品です。
衣服に吹きかけるタイプの虫よけスプレーを1本用意しておくと便利です。
蚊が病原体を媒介する可能性もあるため、虫を甘く見ず、
しっかりとした対策が必要です。
熱中症対策アイテム
日本の夏はますます暑くなっています。
野外イベントも例外ではありません。
熱中症になってアーティストのステージを見逃すことは避けたいですよね。
水分や塩分をしっかり補給することが重要です。
経口補水液や塩分サプリメントを持参し、定期的に摂取しましょう。
凍らせたペットボトルを持ち歩き、首筋などを冷やすのもおすすめです。
夏or冬にあると便利なもの
暑い夏や寒い冬にライブやコンサートに行く予定の方、
暑さや寒さ対策をして楽しんでくださいね。
夏にあると便利なもの
UVカットクリーム
虫除けスプレー
シート状汗拭き
制汗剤
携帯用ファン(短時間利用)
日よけ傘
サングラス
帽子
夏は特に暑さに備えて、準備をしっかりとして楽しみましょう。
夏のライブに向けて、準備しておくことをおすすめします。
これらはライブだけでなく、普段から使うものなので、
忘れずにバッグに入れ替えましょう!
汗拭きシートや冷たいタオルは、
個別包装されたものや小型のものをドラッグストアで手に入れると、
荷物をコンパクトにまとめることができます。
熱中症予防のため、こまめな水分補給とともに塩分補給も忘れずに行ってください。
冬にあると便利なもの
カイロ
防寒着、手袋、マフラー、帽子
冬のライブは、会場内は暖房で快適な一方、外は寒さが身に染みる季節です。
気温の差が激しいので、寒さ対策は万全にして、ライブを楽しみましょう。
手袋やマフラー、ストールは、参戦用の服装に合わせて色を選んだり、
手袋の代わりにアームウォーマーを使用したりして、
自分のスタイルに合わせるのがおすすめです。
また、スマートフォンを操作しやすい手袋も便利です。
遠征ライブ【泊まり持ち物リスト】
初めての遠征は緊張しますよね。
荷物は少なくしたいけど、忘れ物がないようにチェックしてくださいね。
ライブやコンサートの遠征でも、基本的な準備で大丈夫です。
持ち物(遠征)
交通機関の切符(飛行機や新幹線の切符)
洋服・下着・パジャマ
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ
洗顔料
スキンケア用品・化粧品
歯ブラシ・歯磨き粉
充電器
常備薬(持病の薬や、酔い止め、頭痛薬など)
体温計(体調をチェックしてライブ参戦しましょう)
飛行機や新幹線などの切符を忘れないように気をつけてくださいね。
大きな荷物は事前に預けて会場へ
ライブやコンサートでは、会場にロッカーがある場合や、
クロークスペースを設けていることが多いですが、
※キャリーケースは預けられません
と注意書きがある場合があります。
イベントによって異なりますが、注意書きがなくても、
混雑した会場でキャリーケースを持って移動するのは大変です。
事前に駅のコインロッカーを利用したり、荷物預かりサービスを利用したり、
ホテルに荷物を預けたりすると、移動が楽になるのでおすすめです。
注意点
ライブへの持ち物を公演の種類ごとに解説してきましたが、
公演によっては「持ち込み禁止品」が異なるため、
事前にアーティストやプロモーターの公式サイトなどで確認が必要です。
一般的な物如きだけでなく、一定サイズ以上の荷物が禁止されるケースもあるため、
要注意です。
また、フェスでは水以外の飲料の持ち込みが制限されることもあるため、
公演の規則を守って楽しみましょう。
さらに、持ち込みが許可されているものでも、サインボードやフラッグなど、
他の観客の視界を妨げる可能性のあるものにはマナーを守るよう注意が必要です。
番外編
番外編として参戦服をご紹介します
基本的には自身が最も気に入っている服を着ましょう。
<推しの色を取り入れた服>
希少な色などはアクセサリーやネイルで表現しましょう
<動きやすさが大切>
夏のスタンディングライブには、超ロングスカートなどは適していません。
ライブでは動きやすい服がベストです
高すぎるヒールや厚底の靴なども避けましょう。
数時間の立ちっぱなしで疲れますので、快適な靴を選びましょう。
まとめ
ライブに持っていくべきものを公演ごとに解説しましたが、
記事中で述べた内容を基にして、自身に合った最適な持ち物を見つけることが重要です。
ライブ会場に足を運ぶ際には、
他のファンの装備もチェックしてみるのもいいですよ。