半世紀以上続く葛飾納涼花火大会は、古くから江戸の風物詩として親しまれています。
さまざまな穴場スポットから楽しめる葛飾の花火大会は、
東京を巡りながら満喫できる魅力があり、
浴衣姿で訪れるのが最適なイベントと言えます。
こちらでは葛飾納涼花火大会の穴場スポット13選と、
絶品屋台情報をご紹介します。
お出かけの際の参考にしてくださいね。
葛飾納涼花火大会の穴場スポット13選
それでは穴場をご紹介します。
新葛飾橋(水戸街道)
所在地:東京都葛飾区金町3丁目
アクセス:【JR常磐線/上野東京ライン】金町駅から徒歩15分
金町駅に近い新葛飾橋は、見晴らしの良い穴場です。
アクセスも比較的便利で、混雑も少ないのでおすすめです。
江戸川河川敷(千葉県松戸市側)
所在地:千葉県松戸市上矢切~千葉県松戸市下矢切
アクセス:【JR常磐線/上野東京ライン】金町駅から徒歩25分
花火大会会場の反対側に位置する江戸川河川敷は、
絶景ポイントとしておすすめです。
最寄駅から距離があるため混雑も少なく、
屋台やトイレも完備されているのでお子さんがいても安心です。
松戸市の矢切高校跡地
所在地:千葉県松戸市中矢切54
アクセス:【京成成田空港線/北総線】矢切駅から徒歩22分
かつて高校があった場所も穴場スポットの一つ。
打ち上げ会場の正面から花火を楽しむことができます。
金町浄水場周辺の取水塔
所在地:東京都葛飾区金町浄水場1-1
アクセス:【JR常磐線/上野東京ライン】金町駅から徒歩13分
穴場と言ってもみんなに知られている人気スポットです。
ゆったりと花火鑑賞を楽しめるスペースが確保されているので、
レジャーシートを敷いて見ることが出来るのでおすすめです。
江戸川ラインゴルフ松戸コース周辺
所在地:千葉県松戸市上矢切1711-1
アクセス:【JR常磐線/上野東京ライン】金町駅から徒歩19分
地元住民が知る穴場スポット。
混雑が少なく、トイレも近くにあるため、家族連れにもおすすめです。
矢切の渡し
所在地:千葉県松戸市下矢切1257
アクセス:矢切駅から徒歩25分
矢切の渡し近くの河川敷は、人気の穴場スポットです。
打ち上げ場所の正面に位置し、知る人ぞ知る場所なので、
早めの場所取りが必要です。
柴又街道
所在地:東京都葛飾区柴又7-10-3
アクセス:【京成金町線】柴又駅から徒歩5分
柴又街道は、葛飾納涼花火大会で最も多くの屋台が軒を連ねる場所です。
座って花火を楽しむことはできませんが、
屋台が充実しているので、大人の方にもおすすめです。
アリオ亀有の屋上駐車場
所在地:東京都葛飾区亀有3-49-3
アクセス:【JR常磐線/上野東京ライン】亀有駅から徒歩5分
無料開放時間:17:00〜20:00
毎年、葛飾納涼花火大会のためにアリオ亀有が屋上駐車場を無料開放します。
スーパーもあり、駐車場とトイレ完備で、家族連れにおすすめの穴場です。
金町駅のイトーヨーカドー屋上駐車場は現在無料開放されていませんのでご注意ください。
東京スカイツリー展望デッキ
所在地:東京都墨田区押上1-1-2
アクセス:【東武伊勢崎線】とうきょうスカイツリー駅から徒歩4分
チケットは必要ですが、特別料金がないため、
混雑を避けて花火を楽しむことができます。
暑さが苦手な方にもおすすめです。
スカイツリーからの花火は最高に綺麗ですよ。
葛西神社近くの土手
所在地:東京都葛飾区東金町6-10-5
アクセス:【JR常磐線/上野東京ライン】金町駅から徒歩10分
地元住民が花火を楽しむ穴場として知られています。
地元しか知らないため、混雑も少なく、
土手にレジャーシートを敷いて家族でゆったりと花火を楽しめます。
有料席の右側(打ち上げ会場に向かって)
寅さん記念館前の広場
北総線の高架下に広がる河川敷は、場所取りがしやすい
打ち上げ会場の正面には有料観覧席があります。
有料席の左右には無料席があり、早めに確保できます。
おすすめは、寅さん記念館前の広場です。
ここから北総線の高架下までは広々としており、場所取りもしやすいです。
有料席の左側(打ち上げ会場に向かって)
取水塔周辺からの眺め
打ち上げ会場の左側にも無料スペースがあります。
ただし、こちらは場所が狭いため、注意が必要です。
特に、取水塔より奥は河川敷も道も狭くなります。
打ち上げ会場の「左右スポット」のポイント
上記2つは打ち上げ場所から「左右」に位置します。
広々とした場所で、席を確保しやすいですが、
花火の演出が見えにくいことがあります。
屋形船について
屋形船は、船内に屋根のある座敷で、
贅沢な食事や宴会を楽しむことができます。
月見や花見だけでなく、夏には花火鑑賞の最適な場所としても人気ですが、
料金や予約に関してわからないことがあるかもしれません。
一般的な夜景を楽しみながらの食事プランの料金は、
料理の内容によって異なりますが、だいたい10,000~15,000円程度です。
もちろん、もっと手頃なプランもありますが、
一般的に屋形船は高めの料金と考えられています。
しかし、花火鑑賞の場合はさらに料金が上がります。
一般的な相場では、15,000~30,000円程度です。
葛飾納涼花火大会の場合、他の花火大会に比べて料金が比較的安いようで、
大人1人あたり約17,000円程度のようです。
葛飾納涼花火大会の場所取り方法
場所取りについてご紹介します。
場所取り方法
メイン会場の場所を確保するには、花火大会の開始2~3時間前からがベスト!
メイン会場の柴又野球場はかなり広いですが、
早めの時間から行動すれば希望の場所で花火を見ることができる可能性が高まります。
花火の開始時間が近づくと、
仕事帰りの人が増えるため、早めの行動が重要です。
快適な観覧を有料席で!
葛飾の花火大会では毎年、有料席が用意されています。
2023年の葛飾区有料席の基本情報は以下の通りです。
販売期間:2023年5月27日(土)10:00~7月25日(火)16:00まで(※在庫がなくなり次第終了となりますので、お早めにお申し込みください。)
料金:
【2人用座席】総数1,108席/9,000円
【4人用座席】総数664席/14,000円
【グループ用座席(6人)】総数356席/18,000円
購入方法:
【オンライン】チケットぴあ
【電話】0570-02-9999
【店頭】チケットぴあ店舗、セブンイレブン
葛飾納涼花火大会の会場マップや公式ウェブサイトもご確認ください。
人数が多いほど、一人当たりの価格がお得な有料席。
当日、暑い中での場所確保の必要がないので、
お子様連れの方にも有料席はおすすめです。
葛飾納涼花火大会の屋台
屋台の基本情報
営業時間:16:00~22:00頃
※昼から営業するお店もあります。
出店場所:柴又駅周辺~柴又帝釈天近く、松戸側、花火大会会場
屋台のおすすめ:草団子やおせんべいなど
葛飾納涼花火大会の屋台は、数がそれほど多くありません。
主な出店場所は柴又駅周辺~柴又帝釈天近くで、
松戸側や花火大会会場にはほとんど屋台がありませんのでご注意ください。
しかし、少ない屋台でもポイントがあります。
屋台といえば焼きそばやかき氷などが思い浮かびますが、
葛飾の屋台は一味違います!
主に柴又帝釈天近くに出店するお店が屋台を営業するため、
他のお祭りでよく見かける屋台とは異なり、草団子やおせんべいなど、
普段あまり見かけない食べ物が楽しめるのが魅力です。
屋台の注意点
しかし、柴又帝釈天近くの主な出店場所であっても、屋台の数は多くありません。
花火大会当日は人でごった返すことがあります。
花火大会会場に到着してもほとんど屋台はなく、
柴又帝釈天近くまで戻っても移動が難しいほどの混雑です。
お目当ての食べ物があれば早めに購入するか、
花火の前に屋台を楽しむ方は早めの時間に行くなど、
対策を考えることが重要です。
葛飾納涼花火大会2024基本情報
基本情報
葛飾花火大会の基本情報
正式名称:第58回葛飾納涼花火大会
開催日程:7月23日(火)19:20~20:20(荒天の場合は中止)
開催場所:葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)
アクセス:【京成金町線】柴又駅・徒歩10分【JR常磐線/京成線】金町駅・徒歩20分【北総線】:新柴又駅・徒歩15分(←一番すいてる)
花火の数:約13,000発
来場者数:約68万人
駐車場情報
葛飾納涼花火大会の会場周辺は、当日非常に混雑します。
松戸側のコインパーキングを利用することをおすすめします!
目的地を矢切駅周辺に設定し、
コインパーキングを探すと良いでしょう。
>>駐車場を【akippa(あきっぱ!)】 で事前予約する(登録は無料)
<コインパーキング情報>
タイムズ笑がおの湯松戸矢切店
タイムズマルエツ矢切駅前店
京成パーク矢切駅前
ナビパーク 栗山第1
タイムズマルエツ矢切駅前店屋上
交通規制情報
葛飾の花火大会では、通常、会場周辺の道路で交通規制が行われます。
2024年版はまだ公開されていないので、
過去の交通規制情報地図を掲載しておきます。
車で行く場合は、ぜひご活用ください。
葛飾納涼花火大会の見どころ
葛飾納涼花火大会の最大の魅力は、その圧倒的な迫力です。
打ち上げ場所と観客席が近いため、臨場感を身近に感じることができます。
さらに、毎年恒例のキャラクター花火も見どころの一つです。
「寅さん」「両さん」「キャプテン翼」「モンチッチ」など、葛飾にゆかりのあるキャラクターたちが打ち上げられます。
また、日本固有の花火である「和火」と、コンピュータ制御のデジタルスターマインも楽しめます。さらに、大空を彩るナイアガラも見逃せません。
約2分間にわたって1500発以上の花火が打ち上げられ、金色のしだれ柳があちこちで輝き、
最後には銀色のしだれ柳が滝のように流れ落ちる壮大なクライマックスが見どころです。
2024年の葛飾納涼花火大会開催概要
大会名 | 第58回葛飾納涼花火大会 |
打ち上げ数 | 約2万発 |
打ち上げ時間 | 約70分 |
打ち上げ場所 | 東京都葛飾区/葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷) |
開催期間 | 2023年7月23日(火) |
開催時間 | 19:20~20:30 |
荒天の場合 | 中止 |
有料席 | 2人マス席:1マス9000円(1088席)、4人マス席:1マス1万4000円(664席)、グループ席:6名1万8000円(356席)。チケットぴあにて5月27日(土)より販売。売り切れ次第終了 |
アクセス情報
会場 | 葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷) |
会場アクセス | 【電車】
· 京成電鉄「柴又駅」から徒歩10分。 · 北総鉄道「新柴又駅」から徒歩15分。 · JR金町駅または京成電鉄「金町駅」から徒歩20分 【小岩駅からバス】 · JR小岩(南口):宝くじ売り場前バス停(京成バス金町駅ゆき:小55)→柴又帝釈天(バス停)下車。徒歩10分。 |
駐車場 | × |
問い合わせ | 03-6758-2222 はなしょうぶコール。8:00~20:00 |
葛飾花火大会会場に一番近い駅は「京成柴又駅」ですが、京成高砂駅か京成金町駅での乗り換えが必要で混雑が予想されます。以下に主なアクセス方法をご案内していますので、ご参考にしてください。
車でのアクセス
駐車場が少ないため、利用は避けたほうが良いです。
電車でのアクセス
JR常磐線経由の場合: 金町駅下車、京成金町駅→京成柴又駅→通常徒歩10分
京成線経由の場合: 京成高砂駅→京成柴又駅→通常徒歩10分
北総線経由の場合: 新柴又駅下車→徒歩15分。
バスでのアクセス
JR総武線経由の場合: JR小岩駅下車、小岩駅南口(宝くじ売り場前バス停)
※京成バス金町駅ゆき:小55→柴又六丁目(バス停)下車。徒歩12分。
有料席・チケット情報
花火を一番近くで見たい方やゆっくりと鑑賞したい方のために、
有料観覧席が用意されています。
打ち上げ会場に近い場所に設置されており、以下の種類と金額があります:
2人マス席: 9,000円(1,088マス)
4人マス席: 14,000円(664マス)
グループマス席(6人まで): 18,000円(356マス)
チケットの購入方法は2つあります:
チケットぴあ
セブンイレブンのマルチコピー機(Pコード:650-541)
未就学児は無料で入場できます。
また、雨天中止の場合は払い戻しがあります。
まとめ
東京都内の花火大会の中でも、
葛飾納涼花火大会は近距離から大迫力の花火を見ることができるのが魅力です。
東京都内最大の2万発が打ち上げられ、ぜひ花火大会を楽しんでください。