実はiPhoneやiPadの画面を固定して写し絵をすることができるんです。
「写し絵がしたい!」とお子さんが言ってきたらどのように対応していますか?
わざわざ本を買いに行く、という方も多いようです。
でも忙しいとなかなかすぐに買いに行けず、お子さんの機嫌を損ねてしまうことも・・・。
実はiPhoneやiPadの画面を固定して写し絵をすることができるんです。
アプリも不要でやり方も簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
この記事では、iPhone・iPadの画面を固定して写し絵をする方法をご紹介します。
iPhone・iPadの画面を固定する方法
iPhone・iPadの画面を固定する方法を解説します。
アクセスガイドを有効活用する方法
『アクセスガイド』を活用して画面を固定する方法です。
は じ め に |
iPhoneの『設定』アプリを開き、『アクセシビリティ』をタップ。
『アクセシビリティ』画面が表示されたら、『アクセスガイド』をタップ。 『アクセスガイド』をオンにし、『パスコード設定』を行いパスコードを設定しておきます。 |
次に『アクセスガイド』を起動します。 |
1. ホームボタンがあるiPhoneではホームボタンを、ホームボタンがないiPhoneではサイドボタンをトリプルクリック(3回連続で押す)。
2. 『アクセスガイド』が開きますので、左下の『オプション』をタップ。 3. 『オプション』画面が表示されたら、『タッチ』や『キーボード』など不要な機能をオフにして画面を固定します。 4. 設定が完了したら、下部の『完了』をタップ。 5. 『アクセスガイド』の画面に戻ったら、右上の『開始』をタップ。 |
これで画面が固定されます。
『アクセスガイド』を終了するには、ホームボタンがあるiPhoneではホームボタンを、ホームボタンがないiPhoneではサイドボタンをトリプルクリック(3回連続で押す)します。これで『アクセスガイド』が終了します。
ロック画面に設定する
iPhoneのロック画面に設定する方法です。
1. まず、インターネットから写し絵をしたいイラストをダウンロードします。
2. ダウンロードしたら、『写真』アプリを開きます。 3. 先ほどダウンロードした写し絵をしたいイラストを開き、左下の共有ボタンをタップ。 4. メニューが表示されたら、『壁紙に設定』をタップ。 5. 画面に設定したイラストが表示されるので、『設定』をタップ。 6. イラストをどこに設定するか表示されるので、『ロック中の画面に設定』または『両方に設定』をタップしてください。 |
これでロック画面に設定できます。
写し絵専用のアプリは不要か?
iPhoneには、写し絵専用のアプリが複数存在します。
しかし、実際に必要なのでしょうか?
基本的に、写し絵の画像が決まっていれば、専用のアプリを使う必要はありません。
実際に、iPhoneで写し絵を行うのに必要なのは「自動ロックの解除」と「明るさの最大化」の2点だけです。
むしろ、アプリをインストールすることは通信量やメモリの無駄遣いとなる可能性があります。
もちろん、写し絵専用のアプリはユーザーにとって描きやすい環境を提供してくれるので便利です。
しかい、iPhoneの基本設定で十分に行えることも考慮すべきです。
描きたい絵を提供してくれるなどの特別な事情がない限り、
専用アプリをインストールする必要はないでしょう。
写し絵の制作時の注意点
iPhoneを用いて写し絵を制作する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。以下に、代表的な4つの注意点を紹介します。
写し絵を描くときの注意点 |
筆圧が強いとiPhoneのスクリーンに傷がつくおそれがあります。
ペン先が鋭いもので写し絵を描こうとすると画面が傷つく可能性があります。 明るい画面を見すぎると目を悪くするので適度に休みましょう。 マジックを使う場合は紙が薄いとiPhoneが汚れるので気をつけましょう。 |
上記の注意点に気を配れば、iPhoneを使って写し絵を制作することも安心です。
ただし、描きやすさを考えると、iPadのような大きな画面の方が好ましいかもしれません。
まとめ
写し絵で絵を描いてみよう!
写し絵の利点は、絵が上手でなくても、
線をなぞるだけで画像と同じフォルムを描けることにあります。
そして、何度も写し取って描いていくことで次第に、
写し絵がなくても上手に表現できるようになります。
絵を描くトレーニングとして非常に有益です。
専用アプリを使う必要もないので、
これを機会に写し絵を手軽に始めてみるのも良いでしょう。
実際、Googleの画像検索で題材を容易に見つけられるため、
iPhoneと紙とペンさえあれば、誰でもすぐに実践できます。
ただし、制作した絵が著作権侵害にならないようにルールを守ることが重要です。
コピーを作る際は注意が必要であり、クリエーターの権利を尊重しつつ、
自分らしく楽しむことを忘れないでくださいね。