日本武道館のキャパは14,471人です。 |
日本武道館は、1964年10月に東京都千代田区に開業しました。
建設当初は1964年の東京オリンピックの柔道競技の会場として設計されましたが、
その後はスポーツイベントだけでなくライブ会場としても多くのアーティストに利用されています。
東京都内でも有数のキャパ(収容人数)を誇る会場であり、
ライブイベントに参加する際にはキャパ(収容人数)も重要な要素となります。
そこで、日本武道館のキャパ(収容人数)について調査してみました。
日本武道館のキャパ
日本武道館のキャパは14,471人です。 |
この数字は、アリーナ席が2,946人、1階席が3,199人、2・3階席が7,846人で
構成されています。
座席を360度全方位に配置した場合、
最大で14,000人のライブイベントが開催できます。
ただし、ステージ後ろ側の座席を開放しない場合、
動員数は8,000~10,000人になります。
他のライブ会場とのキャパの比較
関東地域の他のライブ会場とキャパを比較してみました。
会場のキャパの比較 |
東京ドーム(55,000人) |
メットライフドーム(40,000人) |
さいたまスーパーアリーナ(37,000人) |
Kアリーナ横浜(20,033人) |
横浜アリーナ(17,000人) |
幕張メッセ・国際展示場9-11ホール(15,000人) |
有明アリーナ(15,000人) |
日本武道館(14,471人) |
代々木第一体育館(12,542人) |
ぴあアリーナMM(12,284人) |
武蔵野の森総合スポーツプラザ(10,000人) |
東京ガーデンシアター(8,000人) |
東京国際フォーラム・ホールA(5,012人) |
豊洲Pit(3,103人) |
Zepp羽田(2,925人) |
日本武道館は、東京の他のライブ会場と比較しても大規模なキャパを誇ります。
同クラスの会場としては、
幕張メッセ・国際展示場9-11ホールや横浜アリーナがあります。
日本武道館のキャパより大きなライブの場合は関東地域では、
キャパが30,000人以上のさいたまスーパーアリーナがよく利用されます。
逆に、日本武道館では規模が大きすぎる場合には、
5,000人規模の東京国際フォーラム・ホールA。
スタンディング形式の場合にはキャパが3,000人規模の
豊洲PitやZepp羽田などが利用されます。
全国の大規模会場(アリーナ会場)のキャパ比較
人気アーティストの全国ツアーで利用される主要都市の大規模会場を
アリーナ会場と呼びます。
横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナなどは関東地域、
大阪城ホールは関西地域、日本ガイシホールは中部地域で有名です。
キャパはおおよそ5,000人から30,000人の範囲内で、
他にも全国に多くのアリーナ会場が存在します。
主要アリーナ会場キャパ一覧
北海道 | |
真駒内セキスイハイムアイスアリーナ | 11,524人 |
北海きたえーる | 10,000人 |
東北 | |
セキスイハイムスーパーアリーナ | 7,063人 |
ゼビオアリーナ仙台 | 6,000人 |
関西 | |
さいたまスーパーアリーナ | 37,000人 |
Kアリーナ横浜 | 20,033人 |
横浜アリーナ | 17,000人 |
有明アリーナ | 15,000人 |
日本武道館 | 14,471人 |
代々木第一体育館 | 12,542人 |
ぴあアリーナMM | 12,284人 |
武蔵野の森総合スポーツプラザ | 10,000人 |
有明ガーデンシアター | 8,000人 |
中部 | |
エムウエーブ | 20,000人 |
日本ガイシホール | 12,284人 |
サンドーム福井 | 10,000人 |
朱鷺メッセ | 10,000人 |
ポートメッセなごや | 10,000人 |
エコパアリーナ | 10,000人 |
三重県営サンアリーナ | 10,000人 |
ドルフィンズアリーナ | 7,515人 |
関西 | |
大阪城ホール | 16,000人 |
インテックス大阪(5号館) | 10,000人 |
和歌山ビッグホエール | 8,500人 |
ワールド記念ホール | 8,000人 |
エディオンアリーナ大阪 | 8,000人 |
中国・四国 | |
広島グリーンアリーナ | 10,000人 |
愛媛県武道館 | 6,532人 |
アスティとくしま | 5,000人 |
九州・沖縄 | |
マリンメッセ | 15,000人 |
福岡国際センター | 10,000人 |
SAGAアリーナ | 8,400人 |
グランメッセ熊本 | 8,000人 |
ビーコンプラザ | 8,000人 |
HAPPINESS ARENA | 6,000人 |
西原商会アリーナ | 5,700人 |
座席レイアウトについて
会場の座席構成についての詳細は公式サイトに記載されていますので、
そちらをご確認ください。
アリーナ席は他の会場に比べて比較的少ないため、希少価値があります。
会場は正八角形に配置されており、大きく4つの席種に分かれています。
アリーナ席
スタンド席(1階、2階、3階) 立見席 車椅子席 |
公演によっては、S席やA席など価格に応じて席が区別されることがあります。
完売後に立見席が追加販売されることもありますので、常に情報をチェックし、
気になる場合は主催者に問い合わせてください。
アリーナ席(地下)
ステージの正面に位置し、最大2,946席。
段差の無い平面にパイプイスが並べられている場合がほとんどです。
縦に3、横に10前後に区切られることが多いですが、
公演によって異なりますので、確認してください。
スタンド席(1階・2階・3階)
正八角形の形に沿って8種類の席種に分かれており、最大7,876席。
S席がステージ正面(南)にあり、東側と西側にそれぞれ3つのエリアがあります。
東側 SE(南東)・E(東)・NE(北東)
西側 SW(南西)・W(西)・NW(北西)
ステージ後方はN席(北)で、
N席(北)はアーティストの背後を見続けることになってしまいます。
また、真横のNE(北東)席とNW(北西)席はあまり使用されることはありません。
機材やステージの装飾に使用するためと考えられます。
立見席
主にスタンドの後方に設置されますが、アリーナ後方にもあります。
初めは券種に含まれていないことが多く、
ソールドアウト後に追加販売されることが多いです。
車椅子席
2020年のリニューアルで1階に30席が設けられました。
その他の場所については、主催者に問い合わせてください。
最前席の席数
アリーナの最前席は約80席あり、
センターステージがある場合はアリーナ中央付近も近くで見ることができます。
ステージの配置によって最前列の座席数が異なります。
日本武道館の収容人数は14,471人です。
ライブイベントをお楽しみください。
日本武道館でのライブ終了後の混雑状況
日本武道館ではライブ終了後に混雑することがあります。
通常、終演後にアナウンスがあり、順番に退場します。
一度に1万人以上が移動すると、事故の危険性があるため、
これは避けられません。
早く帰りたい人や新幹線の時間が迫っている人は、
アナウンス前に退場することもよく見られます。
退場の順番は通常、スタンド席が最初で、アリーナ席が最後になります。
ですので、事前に覚悟しておくと良いでしょう。
日本武道館へのアクセスと駐車場について
北の丸公園内に位置する日本武道館へのアクセスは、
九段下駅から地上に出ると、多くの人で賑わっています。
会場まで人がずっといる感じです。
渋滞のれるというわけではなく、待ち合わせやお濠を眺めるなど、
開場までの時間を過ごす人々がいます。
会場への移動には公共交通機関の利用がおすすめです。
駐車場や駐輪場は来場者用はありません。
近隣の北の丸公園の駐車場も混雑することがあります。
特に3月や4月の桜の季節は花見客で混雑します。
公演終了後は駅に向かう大勢の人々がおり、券売機が混雑するため、
交通系ICカードのチャージをおすすめします。
また、帰りの切符を事前に購入しておくことも考えましょう。
日本武道館周辺の大きな会場の最寄り駅でも帰りは混雑します。
帰りは2番出口が最も近いですが、
混雑を避けるためには1番か3番出口を利用するとよいですよ。
電車を利用する場合のアクセス方法
東京メトロ東西線・半蔵門線、または都営新宿線で「九段下」の2番出口から徒歩5分です。
東京駅からの場合は、丸の内線で大手町駅まで出て半蔵門線に乗り換え、2駅目です。
羽田空港からの場合は、
京急空港線エアポート快特で日本橋駅まで出て、東京メトロ東西線に乗り換えて3駅目です。
また、グッズは通常外で販売されますので、会場に早めに着くと良いでしょう。
夜の帰り道には、日本武道館の門近くの城壁がライトアップされていて、
素敵な雰囲気ですよ。
日本武道館の概要
会場名 | 日本武道館 |
住所 | 〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園2−3 |
電話番号 | 03-3216-5100 |
アクセス | 地下鉄九段下駅2番出口より徒歩5分 |
収容人数 | 14,471人 |
公式サイト | https://www.nipponbudokan.or.jp/ |
まとめ
日本武道館のキャパは14,471人です。 |
日本武道館の収容人数は14,471人で、アリーナ席は2,946人です。
ただし、ステージの配置によって異なり、
360°全方位の場合は約14,000人、
ステージの後ろ側を客席としない場合は約8,000人~約10,000人となります。
アリーナ席も固定されておらず、変動します。
周辺のライブ会場としては、キャパを抑える場合には東京国際フォーラム・ホールA(5,012人)、
多く収容したい場合にはさいたまスーパーアリーナ(37,000人)が選択されます。
日本武道館には8つのエリアがあり、北側の客席が解放されない場合もあります。
事前に座席レイアウトを確認し、お好みのアーティストの公演をお楽しみくださいね。